日本初の動物園として知られる恩賜上野動物公園。
パンダ人気もあいまって、都心に近い動物園は賑わいが消えることがありません。
このパンダ人気、侮ってはいけません。公式サイトとは別に、ジャイアントパンダの情報サイト「UENO-PANDA.JP」なるパンダ専用サイトが用意されているという熱の入れよう。それもそのはず、こまめも実際足を運んでその人気ぶりを目の当たりにしました。そんなパンダを1番の目的に訪れたいと思っている方のために、とある年の「みどりの日」を振り返って、こまめから鉄則をお届けいたします。
鉄則1.遅くとも1時間前には到着すべし!
入場無料日はかなりの人が押し寄せます。
こまめは1時間前に並べば・・・なんて余裕をこいていたらなんのその、既に門前には長蛇の列が。
慌てて並ぶも、100人は軽く前に入る状況。それでも後ろにもどんどん人が並んでいき、気がつけば道路にはみ出す勢い。門前の方は常連さんなのか、レジャーシートを敷いて座って待つというツワモノぞろい。子連れ様だけではなく、老夫婦からカップル、おひとり様まで老若男女、列をなして、今か今かと開園を待つ人・人・人なのでございます。ということで、遅くとも1時間前には到着しておきましょう。
鉄則2.パンダの森に一番近い門から入るべし!
上野動物公園には入口が3か所あります。
正門、弁天門、池之端門の3か所です。池之端門は10時から開門(2024年5月時点)となりますので注意が必要です。しかし、状況により開門時間は変更されるようですので、事前に上野動物園のホームページをチェックすることをお勧めします。パンダの森は「弁天門」が一番近いです。(池之端門は開門時間が10時なので近いですが時間まで空きませんので…)
それぞれの門について、上野動物園のホームページ「交通アクセス」のページで詳しく説明が載っていますので、各自のお好み(目的の動物が近い入口,交通の便が良い入口など)にあわせて決めて頂ければと思います。
鉄則3.早めにトイレは済ませておくべし!
出来れば並ぶ前にトイレは済ませておきたいところ。しかし、並んでいる間にトイレに行きたくなった場合は早めにトイレを済ませておくことをお勧めします。なぜなら入場無料の日には入園時間は早まる可能性があるからです。
実際、こまめの場合もあまりに人が並んだ状況から、スタッフの方が「本来であれば9:30開園ですが、大変混雑が予想されるため、30分繰り上げて開園いたします」「早めの開園となるため、トイレに行かれる方はお早めにお済ませいただき、速やかにお戻りください」とアナウンスをされていました。実際、その通り8:55には門のあたりでスタッフの方が一斉に開園に向けての準備を済ませ、レジャーシートを敷いて待っていた人も慌てて片づけて入場準備万端、いよいよ開門を待つのみの状況になりました。ということで、トイレは早めに済ませておきましょう。
鉄則4.園内マップを素早くゲットすべし!
園内のマップはスマホからも見れますが、動物園が用意している園内マップを見るのが一番。
こまめは並んで待っている間、ちょうど正面の門から逆サイド(園内側)の状況が見える場所だったのでそこで園内マップの場所をチェック。事前に確認しておくことで、入場したら真っ先に園内マップをゲットしたのであります。
弁天門の場合は入って左手にあります。日本語版、英語版、中国語版が用意されていますので、ご自身の言語のマップを素早くピックアップしましょう。
そんな時間は無駄!というしっかり者さんは、事前に家で「上野動物園の園内マップ」を印刷していきましょう。
鉄則5.園内は走らない!早歩きでパンダ観覧の列にGO!
さぁ、園内マップを片手に、いよいよパンダの森へ向かってダッシュ!したいところですが、小さいお子さんなどもいらっしゃるので、走らずに、早歩きでパンダ観覧の列に向かってまっしぐらです。
こまめも競歩か!?というくらい早歩きで向かいました。途中スタッフの方が「この列はレイレイの観覧の列でーす」と声掛けされていますので、迷うことなく目的のパンダの列に誘導して下さいます。大人気のレイレイの列はあっという間に長蛇の列です。こまめは幸い約40分程度の待ち時間で無事観覧できました。日差しが強い日でしたが、最初から蔭になっている場所で並び始めたのでそこまで体力は消耗しませんでした。
鉄則6.パンダの姿が確認できる位置まで来たら気を抜かない!
パンダだけではなく、動物は気まぐれです。それでいいんです。
しかし人間は勝手なもので、自分の観覧時間はベストポジションでキュートな姿をカメラに収めたい!そんな心理が働いてしまいます。とはいえ、パンダの閲覧時間はスタッフの皆さんにより1人至近距離で1分+おまけで1分という形式になっており、チャンスは2分間しかありません。その時にパンダが正面なり活発に動いてキュートなシーンを納めらえるという保証はないので、シャッターチャンスは並んでいるところから逃さず拾っておくことをお勧めします。こまめも自分の閲覧時間にパンダが櫓の向こうや竹林の向こうに隠れてしまうかもしれないと思い、並んでいる時から捉えられる範囲でカメラのシャッターを押していました。なので並んでいる時間から気を抜かないようにしましょう。こまめが閲覧したときは、最初植物の茂みの向こうにレイレイが隠れてしまっていたのですが、途中から何を思いだしたのか急に活発に動き始め、目の前を横断、その後櫓に前足をかけてモコモコおしりを振りながら登り、最後には櫓の屋根に上ってゴロン。自分の前で活発な姿を見せてくれたことにとても感動してしまいました。
鉄則7.観覧直前の時間はパンダの場所を捉えておく!
鉄則6.でも触れた通り、1人あたり観覧の時間は至近距離で1分+おまけの1分の合計2分という設定です。
おまけの1分ってなに?と思われるでしょう。レイレイの場合、レイレイの森(レイレイの観覧場所)は正面に向かって真ん中から左半分(全体の3分の2)がメインの観覧場所、その後 次の組がメインの観覧場所に来るので、先に観覧した人は右側(全体の3分の1)に移動します。そこで1分がおまけとしての閲覧チャンス場所となっているわけです。この2分が勝負なので、メイン観覧場所に行く直前の待機場所で、しっかりレイレイの居場所を捉えておかなくてはいけません。直前まで気を抜いてはいけません!
鉄則8.刺激を与えないよう、静かに観覧!
パンダをはじめ、動物はデリケートなもの。小さいお子さんにも大きな声を出さないようにそっと注意をしてあげてうださい。できるだけ、刺激を与えないようそっと観覧しましょう。時にはかわいらしい姿や威嚇する勇ましい姿を見せることだってあるかもしれません。その場合は少し「おぉ~!」「かわいい!」「わぁ~!」なんて反応してしまいますが、人間である私たちが動物のくらしをのぞかせて頂いているということを忘れずに。ここは謙虚に見せて頂いているという気持ちを忘れず、とはいえ、楽しく観覧させていただきましょう。それが動物園でのマナーだと思うのです。
鉄則9.春夏秋冬 その季節に応じて対策をすべし!
当然のことですが、天候によっては十分な対策が必要です。
突然の雨や、気温が思ったほど上がらない、花粉の季節など各個人による対策は必須です。夏はドリンクを購入するにも長蛇の列ができますので、早めに購入を心掛けるか、水筒持参で水分補給が適切にできるようにしましょう。現地でも調達できると思い何も準備していないと痛い目にあってしまうかもしれません。せっかく楽しく過ごすために来たのにそんな気持ちになってしまっては台無しです。備えあれば憂いなし!
鉄則10.事前チェックは欠かさずに!
最新のパンダ情報は「上野動物園のジャイアントパンダ情報サイト UENO-PANDA.JP」で必ずチェックしてから行きましょう。パンダの観覧方法の変更や、パンダの近況など、当日現地でこんなはずでは・・・なんていう残念なことにならないように、このサイトのチェックは必須です。
さぁ!準備は整いました。パンダの世界を思う存分楽しんできてください!
ここまで準備ができたら、あとはパンダとご対面のみ!
皆さんそれぞれのパンダ鑑賞の楽しみ方で楽しんできてください。
この情報が少しでもお役に立てていれば嬉しいです!
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