前回のカップボードセレクトではタイプ別のカップボードの特徴を述べてきました。
それぞれのタイプで一番の懸念点は調理器具だったこまめでしたが、さすが三田ガーデンヒルズ様クラスのマンションでは用意されているセレクトも段違い!
その名は「カップボード調理機器セレクト」
コンロ下の調理機器をオーブンにするなどのセレクトはよく見ますが、カップボードの調理機器をセレクトさせてくれるとは。。。とはいえ、コストが過ごそうですけれども、知ったからにはチェックするしかないでしょ!ということで今回は「カップボード調理機器セレクト」についてご案内いたします。
そして今や当たり前となったともいえる「食洗器」についても触れておりますので是非ご一読を♪
カップボード調理機器セレクト
カップボード調理機器をなし(標準)・ありよりお選びいただけます。
用意されているセレクトは3種類
1.電子レンジ付オーブン(ミーレ社製)
2.コンビスチームオーブン(ミーレ社製)
3.ビルトインエスプレッソマシン(ミーレ社製)
いずれもミーレ社製となります。
設置できるのは扉タイプのトール部分となりますので、前回ご紹介したカップボードのセレクトからだと、①トール+セパレート(標準)か、③オールトールのタイプをセレクトする必要があります。
また、以前ご紹介したコンロ下ビルトイン調理機器セレクトで調理機器有を選択している場合はカップボード調理機器セレクトで選択できる調理機器は1つだけとなります。コンロ下ビルトイン調理機器のオプションを選んでなければカップボード調理機器は2つ選択可能となります。この点注意ですね。
簡単な早見表をつくってみましたのでご参考ください。
セレクト内容 | あり | なし |
コンロ下ビルトイン調理機器 | 1 | 0 |
カップボード調理機器 | 1つ選択可 | 2つ選択可 |
ビルトインって壁面にスッキリ収まっているのでとても見栄えがいい一方、故障するとちょっと厄介ですね。その辺の家電量販店で新しいものを購入してきて取り換えるというようなことができないので修理を依頼することになりますが、その修理もその日のうちに対応してもらえるのか・・・このあたりのメンテナンスについて事前に確認をしておくことが大事です。電子レンジなど日常的によく使う機器は特に故障すると致命的とまではいかないにしても、やっぱり困ります。三田ガーデンヒルズとなるとサポートもかなり充実していそうなので専属の修理チームが24時間かけつけるとか?そんな庶民には想像もつかない生活が当たり前のくらしが保証されていそう。実際はどうなのでしょうね。
カップボード調理機器をセレクトする(あり)場合の注意事項 ~パンフレットより抜粋~
■ありの場合
※機器の設置により、棚の枚数、扉の割付けが変更となります。
※タイプにより設置位置が異なります。
※契約電気容量の増量が必要となる場合があります。
※カップボードに設置できる機器の数には制限があります。
※カップボードのトール部分に設置することができます。
※カップボードの形状がセパレートの場合、お選びいただけません。
※コンロ下ビルトイン調理機器なしをお選びの場合、カップボード調理機器を2つまでお選びいただけます。
※コンロ下ビルトイン調理機器ありをお選びの場合、カップボード調理機器を1つお選びいただけます。
キッチン水栓セレクト /食器洗浄機セレクト
●水栓
水栓は2種類セレクト可能です。
・グースネックタイプ+浄水栓(標準)
・ストレートタイプ+浄水栓
浄水一体型ではなく、蛇口が2つシンクの上にあるスタイル。
こまめ的にはごちゃついて見えるのであまり好みではないですが、標準であっても2口タイプなので選びようがないですね。
●食器洗浄機
「ミーレ社製」か「パナソニック社製」、もしくは「なし」の選択も可能です。
ざっくりそれぞれのメリットとデメリットを言うと、
・ミーレ社製(幅約60㎝・標準)
全面フルオープンのため、鍋やボウルなど大物が入りますし、食器もかなり入るのでご家族が多いご家庭はおすすめ。ただ、しゃがんで入れなくてはいけないので少し入れづらいし、腰痛持ちさんにはつらいかも。小さいお子さんがいらっしゃる場合は開けっ放しにして中を乾燥させるのは安全上避けた方がよさそうです。
☆キッチンカウンターの高さによって取っての形式が異なります。
(約85cmの場合:ハンドル式、約90cmの場合は手掛け式)
・パナソニック社製(幅約60㎝・浅型)
引き出しタイプなので、腰を屈める必要もなく、上からポンポン入れるだけ。ただし大物は入らないので、別途手洗いとかになってしまうというのが残念な点。引き出しタイプなので、使用後は少し開けっ放しにして、中の空気が籠らないような対策も可能。
こまめ家はパナソニック製ですが、大人2人分なので食器や小さめな鍋やボウル程度はしっかり入ってくれるし、終わったら引き出し開けてその場で動くことなくカップボードにポンポン戻せるので超便利って感じてます。ステンレスの鍋とかピカピカになりますよ。
・なし の選択について
こまめ的には「なし」の選択もありかなと思います。
というのも、こまめ家も実際食洗器の稼働率は低いです。お水の節水になるというのは理解できますが電気代とか専用洗剤などを考慮するとどうなの?と。しかも家族が多いとか、子育て中のお母さんなど時短のために利用するのは全然ありなのですが、大人2人分の食器ってたかが知れてますし、なるべく鍋もたくさん使わず料理するのでそこまでの必要性を感じていません。「なし」を選択すればその部分は収納になります。大きなパントリーがあるとかなら別ですが、限られた収納しかない場合は収納にしてしまった方が良い場合もあります。これは好みや考え方次第だと思いますので、自分だったらどうだろうとじっくり考えてみてください。本当に必要だと思えばつけておけばいいだけです。ただ、マンションの売却を考えたときには食洗器が付いている方がないよりはプラス効果があるようです。
※表面の仕上げはキッチン扉と同じ面材となります。
※キャビネットの割付が変更となる場合があり、設置位置はあらかじめ決められています。
※ミーレ社製は給水接続、パナソニック社製は給湯接続となります。
※ミーレ社製には乾燥機能がありません。
※ミーレ社製はタイプにより隣のキャビネットが配管スペースとなる場合があります。
※なしをお選びいただいた場合、引き出し収納となります。
※ミーレ社製はキッチンカウンター高さ約85cmの場合はハンドル式、
キッチンカウンター高さ約90cmの場合は手掛け式、
パナソニッ ク社製は引き出し式となります。
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