主婦が一番過ごす時間が長い場所の1つ、それがキッチン。
いくらデザインが良くても使い勝手が物を言う。そうこまめは思っています。
外食やケータリングの利用が多いご家庭は別かもしれませんが、自宅で料理をするなら優先すべきは使い勝手、デザインは二の次!でもあわよくば両方とも兼ね備えたものがあればVery Best☆
今回はキッチンのカップボード(食器棚)の部分にフォーカスします。
単に食器棚とひとくちにいってもそれぞれのライフスタイルでマッチングする形状は異なります。
こちらの物件で紹介されている形状セレクトを早速チェックしてみましょう。
●カップボードのセレクトタイプはこの3種類
①トール+セパレート(標準)
②セパレート
③オールトール
それではそれぞれの特徴を見ていきましょう。
1.トール+セパレート(標準)
まずは①のカップボード。
トールというのは床から天井までがカップボードとして設えられた部分、セパレートというのは上棚と下棚が分かれている部分を示しています。このタイプは収納力もそこそこあって、キッチン家電もそこそこ置けるという、実にいいとこどりな形状です。
ただデザイン的には少々古臭さを感じてしまうこまめです。こまめの実家(そろそろ築30年)もこのタイプ。なんとなくデザイン的に”もっさい”んですよね。スタイリッシュじゃないというか。
ちなみにこのトールの部分、これ1枚扉となります。だから扉を開いたらジャジャーンと天井から床までの棚が丸見えです。一面一枚の扉タイプなので動作という意味では1動作で入っている中身を確認・取り出し可能というメリットはあるものの、1枚ものの扉はそれなりに重いし下段の棚部分は奥が見えずらいでしょうから置くものも土鍋やカセットコンロなど大物にするか、無印などの収納ボックスを活用して引き出して取り出しやすい工夫をすると良いですね。こまめ的にはこのトール部分は上下で設えを変えて上段は扉タイプ、下段は引き出しタイプとして欲しかったです。セパレートの上段は観音開き、下段は深いタイプのの引き出しと同じ深さの引き出しが2か所。
パンフレットの注意書きに「高さが230㎝を超える場合、トール収納の扉は分割」とありますね。
扉のままで分割なので引き出しではないことに注意。ただ1枚板の扉よりは使い
やすいような気もします。
2.セパレート
こちらは図面を見た通り、上棚と下棚に分かれたタイプのカップボード。
上棚:向かって左手は片開き、右側2面が観音開きのタイプ
下棚:向かって左手は深い引き出し、右は同じ深さの引き出しが4つのタイプ
このタイプをお勧めしたいのはキッチン家電が多い方。
下段上部分全面がキッチン家電置き場として利用可能。
キッチン家電って意外と多いと思いませんか?
1.炊飯器
2.電子レンジ
3.トースター
4.電気ケトル
5.ミキサー
6.ハンドブラインダー など。
しかし日常的に出したままにしているのは1~3くらいなのかもしれませんが、それでも場所をとります。ビルトインタイプのオーブンなどがあればレンジなどは無くなるものの、配膳前のお料理をおく棚も必要ですし、この下段上部の棚の広さは出来るだけ確保したいところです。
3.オールトール
これは名前通り天井から床まで一面扉型のカップボードです。
向かって左が片面開き、右側2面が観音開きのタイプ
ほとんどが棚ですが、観音開きの方の下段2列が引き出しタイプです。
このタイプがお勧めの方はSimple is Best な方ですね。
ごちゃごちゃせず、扉の中に全て隠せるので雑多感がなくなります。しかし、注意すべきは
・キッチン家電を置くスペースがない!!!
・配膳のスペースがカップボード側にない!!!
ということ。
・完全に自炊しません!
・食事は外食ですから!
・食事はケータリングのみ!
という方は全く問題ないです。
造作家具のサイトをみるとオールトールタイプで中に家電が収まるようなものもあったりするので
こだわりのカップボードにされたい場合はカップボード無しでご自身で造作家具を手配してしまうという手もあると思いますが、壁面補強などの状況が分かりかねるので、担当者の方へ要確認です。
●カップボードセレクトの注意事項
パンフレットに記載の情報を抜粋しております。
※キッチン扉と同じ面材となります。
※タイプにより、割付け・デザインはあらかじめ決められています。
※セパレートタイプはビルトイン調理機器を設置できません。
※オールトールタイプはコンセントが設置されません。
※オールトールはダストボックスが設置されません。
※高さが230㎝を超える場合、トール収納の扉は分割となります。
●ここで終わらないのが三田ガーデンヒルズ
以上、カップボードの仕様についてお伝えしてまいりましたが、皆さんこの物件を侮ってはいけませんよ。。。なんてったって、三田ガーデンヒルズ様ですから。
そう、今までつらつらと綴ってきたことを好転させてくれるセレクトがあるのでございます。
そのご案内はまた次の機会に・・・
☛ to the next door
三田ガーデンヒルズ|Park Mansion間取りつぶやき⑨
~お部屋のスタイリング~[STYLE(3)]
コメント