シティタワー虎ノ門~古き景色と新世界の融合~

「国家戦略特区」として位置付けられている虎ノ門エリア。
 ここに高らかに誕生するのがこちらの物件「シティータワー虎ノ門」
 先日オープンした麻布台ヒルズも至近距離!
 これからどんどん変化していく街で暮らせるなんて羨ましい。
 そんな物件の間取りやいかに?

そんなこちらのマンションで今回チョイスした間取りは「Ⅰ-標準プランType(2LDK)」

物件名 : シティタワー虎ノ門
タイプ :I-標準プラン type
プラン :2LD·K+N+WIC+SIC
専有面積:64.64㎡(約30.72坪)
バルコニー面積:11.98㎡
室外機置場面積:5.51㎡
方角:東

縦長さんの間取りですが田の字型ではないですね。
玄関入ってからの廊下がかなり短く、リビングや個室などの実際の居住空間を広く確保する間取りですね。

●玄関|収納力はありそうだけど

玄関にはシューズインククローゼット(棚付き)と0.6畳程度の納戸がありますが、シューズインクローゼットはどれくらいの広さ下記になりますね。あえて明記していないのか、気になります。棚付きですが、なんとなく、ごちゃつき感のある棚配置となっていて、これも気になるところ。事前に色々確認してみたくなる玄関です。

●LDK|コンパクト

●リビング・ダイニング
 縦長リビングタイプです。リビング部分はほぼ床暖房が設置されているので、いたって普通。
 ピクチャーレールが壁面側にありますのでお気に入りのアートはこちらにどうぞ。ただテレビを壁掛けタイプにしたい場合はこの壁面側くらいしか設置する場所がないので配置には注意しましょう。
 約11.5畳と小ぶりなので、お食事と寛ぎ空間に余裕を持たせるのでしたら、ソファタイプのダイニングにするのが良いと思います。ご家族が2~3名程度の場合はコンパクトなダイニングセットをソファの組み合わせでも良いと思います。ソファの代わりに、床置きのチェア、たとえば無印良品の「体にフィットするソファ」や「空気でできたソファ」などを置いてしまうというのもありだと思います。

からだにフィットするソファ(無印良品ホームページより)
空気でできたソファ
(無印良品ホームページより)

●キッチン

 I型キッチン(画像/SUUMO編集部作成)SUUMOサイトより

 対面キッチンのなかでもI型キッチンと呼ばれるタイプです。ペニンシュラキッチンはキッチンが全部丸見えですがI型の特徴としては、コンロ・グリルエリアが壁で見えなくなっている分、キッチン内が丸見えにならないという利点があります。ただ、その分キッチンに抜け感がないので、ダイニング・リビング部分を含めた空間では開放感に欠けるのが残念な点でもあります。
 キッチンにカウンターがあるので、そのサイズがお料理を置いても余裕のあるような場合はそこをダイニングテーブル代わりにしてしまうというのもいいでしょう。サイズ感が分からない場合、家具購入は内見後にすれば問題ありません。
 備え付けの食器棚(カウンタータイプ+上部吊り戸棚)があるのは助かりますね、それとは別に食品庫もあるのでキッチンの収納は十分です。
 この物件の個性ともいえるポイントは、キッチンから続くバルコニー。こちらに一時的にものを置いたり、ゴミを置いたりといった利用方法のほか、風通しを良くしてお料理が出来ます。押し扉タイプなので、ものを置くときは開かなくならないように注意が必要です。

●洋室(1)・(2)|使い方はライフスタイルで自在に

●洋室(1)
 玄関入ってすぐの廊下から続く洋室(1)。ウォークインクローゼット内には棚もあります。こちらのクローゼ ットの扉は引戸式で良いですね。部屋の部分を干渉しないので家具配置に影響がないですし、クローゼットを開けたまま中のものを出し入れ可能。使いが手はバツグンに良いと思います。お部屋のキッチン側には横長のカウンターがあります。奥行次第ですが、お気に入りのオブジェを飾ったり、インテリアを楽しめそうです。このお部屋の出入口が引戸になっていますが、引戸は意外に空気が通りやすく、冬場は廊下からの冷たい空気が流れ込むかもしれません。しかしお部屋の対面にトイレがあり、トイレの扉と干渉しないような配慮で引戸になっているのかなと推察します。トイレにいるときに自信があると扉が干渉するような場合はお互いの扉の影響で開かなくなってしまう懸念もありますので安全面の配慮であるのかなと思います。
 
●洋室(2)
 スライド扉でリビングと一体化できるタイプの洋室(2)。
 単独で1部屋として利用するのも良いですが、引戸を開ききるとリビング・ダイニングと一体化され、総面積約16.5畳と広めなリビング・ダイニングとなるので、開放的な空間になること間違いなし。洋室(2)は普段から何も置かないようにすれば、来客時にわざわざ引戸を閉めなくても良いでしょう。

●水回り(トイレ・バス・パウダールーム)|コンパクトに収まりのよい水回り

●トイレ
 トイレは玄関を入ってからすぐの廊下に面した場所にあります。
 上部吊り戸がありますので、トイレットペーパーなどもスッキリ収納可能。
 手洗い場が別に設置されているので、タンクレスの便器だと思います。その背面には奥行きの広いカウンターが用意されているようなので、ここにちょっとしたインテリア雑貨を置くこともできます。ただ奥行きがあるので埃が溜まりやすくちょっとお掃除泣かせな印象。

●バス
 バスルームは1418とコンパクトな造り。

●パウダールーム
 洗面台は3面鏡仕様。左右も空間があって適度なサイズ感ですね。洗濯機置き場は洗面台の奥側にあり、上部吊り戸収納完備。リネン庫も良いサイズ感のように思います。ダイニング・リビングからつづく場所にありますので、冬場は温まった空気がパウダールームにも流れ込み、ヒートショック予防になります。出入口が引戸なのも良いポイント。ちょうど人がよく通る場所になりますから、扉だと少し危険。引戸にすることでその点は解決されています。

●こまめのひとりごと

 65㎡弱の間取りとしては廊下を最小限にしたことでコンパクトな住まいながらある程度、開放的な空間を実現した造りになっている印象です。ただ、リビング・ダイニングに入ってからキッチンまでの空間が結局は通路でしか使えないため、そこは残念ポイント。水回りはダイニング・リビング内にあることを好まない人もいるので、売却の際、そこがネックとなる可能性はあるかもしれません。また、お掃除の視点からお話しすると、キッチンから続くバルコニーは便利なようで意外に汚れやすいので扉の掃除はマメにする必要がありますし、洋室(1)、トイレにあるカウンターも何気に埃の温床になるところなので要注意です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました