こまめと聞くと、「きめ細かく」「きっちり」というイメージがあるかもしれません。
そんなくらし、疲れそう・・・といった声が聞こえてきそうですね。
かくいう私も大雑把な面倒くさがり屋です。
こまめなくらしって、きちんとして窮屈なんじゃないの?
いいえ、だれでも「こまめなくらし」ができるし、すでにもうしているかも!
どういうこと?
ではさっそく、こまめの不思議を解き明かしましょう。
「こまめに」の意味
広辞苑 ちょこちょことよくからだを動かして使うさま。まめまめしいこと。
大辞林 細かいところまで十分気を配って,よく働くさま。
大辞泉 労を惜しまないでよく働くさま。まめまめしいさま。
辞書の意味をそのまま捉えると、せせこましく動くようにも聞こえますが、
ここでは皆さんそれぞれが無理のない範囲でゆるりとしながらも、
ちゃっかりまめになっていけるそんなくらしのエッセンスを紹介します。
こまめってどういうこと?
ある日、知人から「こまめってきっちりしてるよね」と言われ、え?私が??
話を聞いていると、その謎が解けました。
自分では特にきっちりしていると思わないけれど人から見ればそう見えていたのです。
その人が苦手とすることがたまたま私の得意とすることだったり、
やるのが嫌なこと、例えば水回りのお掃除などが、たまたま私が嫌いでなかったり。
そういうことが相まってきちんとしているように「見えていた」ようです。
だから皆さんにもきっと「こまめな」ところがあるはずなんです!
こまめパワーに気がつく
皆さんお掃除は好きですか?
私は嫌いでもないし好きでもない。
ただ、やり始めると止まらない、徹底的にとことん納得するまでやり抜くパターン。
でもその後はぐったりで何もする気が起きません。
長い間に蓄積した汚れはなかなかしぶといので掃除にもそれなりに時間がかかります。
例えばコンロ。料理が終わったら、お湯で絞った布巾でさっとひと拭きするだけでOK。
それが半年に1回の掃除になると、まぁ~時間がかかるし力もいるし。
洗剤もこれでもか!と使いまくり、ゴム手袋もかわいそうなくらいへたってる。
そのわりに妥協するしかない出来栄え(少し焦げが残ってるとか)だと正直悲しくなります。
まとめ掃除は、洗剤代増+お掃除グッズ(ブラシ,ゴム手袋など)の買い替え頻度増、
掃除に費やす時間に労力増、つまり、蓄積した汚れを落とす掃除は、
コストパフォーマンスに加え、タイムパフォーマンスも悪いんです。
なに一ついいことないことに気が付きました。
こまめなくらしをするとどうなる?
日々の何気ない積み重ねはすっごく大事。
こまめにしていればここまでひどく汚れなかったかもと後悔する日々から脱却できるでしょう。
コツコツって気が付いたらすごい大きな力になるって聞きますね。
最近で言えばNISA。
毎月こつこつ投資して資産をこつこつ増やす。時間を味方につけるとその効果も絶大。
早ければ早いほど、どの恩恵が受けられるわけです。
こまめなくらしも同じ。
早く始めればそれだけ 気持ちに余裕がもてるようになったり、くらしが豊かになります。
こまめなくらしができない人はいない
こまめなくらしなんて、私には無理だから!という声が聞こえますが、ご心配なく。
かくいう私も超のつく面倒臭がり屋の1人。
すべてをこまめになんてできるわけがありませんし、そんな窮屈な生活はごめんです。
大雑把さんでも出来そうなことだけ、自分のさじ加減で時には手を抜きつつ、
たまに少し手をかける、そんなゆるりな感じで、自分にとってのこまめなところを
見つけられたら、誰だってこまめさんです。
かしこいメリハリのあるくらし
こまめなくらしにより、ここはきっちり、ここはゆるりと自分なりのメリハリが出来てきます。
そのメリハリがくらしのスパイスとなり、無駄のないかしこいくらしの実現につながります。
私のくらしを少しずつ皆さんに紹介していくので、あ、これならできそう!というのがあれば
どんどん真似してみてください。
私の周りには、私の真似してかしこくくらし始めたこまめさんが増えてきました。
でもみんな、そんなに大変とは思っていない様子なんです。
逆にこまめで得たギフト(時間的余裕、金銭的余裕など)をかしこく活用しているようです。
このブログを見てくれた今日がご縁のしるし。
ここから一緒にかしこくメリハリのあるくらしの第一歩となるはずです。
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